パデルは、テニスを小さくしてスカッシュの要素を合わせたようなラケット競技です。
2人対2人のダブルスのみでプレイし、コートのサイズは長方形の20×10メートルで、テニスコートの半分くらいです。
得点の数え方はテニスと同じで、周囲は強化ガラスと金網に仕切られ、スカッシュのようにガラスを利用したりもします。
パデルのラケットはテニスのラケットと比べ、長さが短く大きさも小さいので比較的、扱いやすいのが特徴です。 また素材も違いガット(縦と横の糸)はなく板状。 ボールはテニスボールと比べ、色や形は似ていますが、パデルボールはテニスボールより空気圧が低く反発力が小さくなります。
「パデル」(Padel)は、1970年代にスペインで生まれたラケットスポーツ。 ラケットスポーツ特有の難しさもなく、誰もが簡単に始められ、パワーやスピードより、戦略を駆使して勝利を狙うゲーム性の高さもあって、スペインやラテンアメリカを中心に瞬く間にプレイヤー人口とコート数を増やし、3大陸24ヵ国に拡がり、なお拡大中。 発祥の地であるスペインやアルゼンチンでは、テニスを凌ぐ大人気の国民的スポーツとして知られています。
すでに世界にはプロツアーまで存在するというパデル、しかし日本を含むアジアでの普及はまだまだ…。今から始めても日本でトッププレイヤーになれるかも!?